

osteria Bucioの事
龍のおやどは「マンマのイタリア家庭料理オステリア・ブーチョ 」が移転して作ったお宿です。なので、食事はオオイタリアン。
けれど、日本人がイメージするパスタやピッツアではなく、自家栽培の野菜や野草、この地域で獲れたジビエ、近海の魚介を使ったイタリア家庭料理がメインです。
「食べたことのない料理」と良く言われますが、私がイタリアで見てきた料理を地元食材でアレンジしたものばかりです。日本のイタリアンを想像して来店された方の期待は打ち砕かれるでしょう(笑)
1日4組10名ほどのキャパで、オーダーを受けてから仕入れをする手前、早めのご予約をお願いしています。デフォルトは「野菜とジビエのイタリア家庭料理」です。ジビエが苦手な方、ベジタリアンやアレルギーをお持ちの方は、ご予約時に食のご希望教えてくださいね。食べず嫌いはおしりペンペンです。マンマの料理ですからね(ニヤリ)

Menu
料金やメニューは季節変動があり、不定休となっております。
お手数ですが、ご利用の際にはSNS又はお電話にてご確認ください。
090-6566-5353
メニューの一例

季節の前菜(3月某日)
パスタランチ前菜
Ecco! la Primavera
塩トマトのカプレーゼサラダ/自家製ハーブのサラダ/焼き野菜/ピクルス/シチリア風カポナータ/椎茸クロケット/人参の蜂蜜マリネ
シチリア風カポナータは私が作る代表的な前菜です。
春が待ち遠しいスパゲティー(2月下旬)
フルコース5500円のプリモピアット
車海老と甲イカを内臓ごと活用し、ビーツピュレで鮮やかなピンクに。畑にポツンと咲き誇っていた菜の花を添えて。季節の終わりのホクホクチョロギが魚介に合ってて美味しいの。

Spagetti alla primavera che aspettando con un gioia

Plpetta di maiale con foie grass
エミコの好きなハンバーグ(いつかの10月頃)
思い出のハンバーグ
画像は昔まだフォアグラが気軽に買えた時代のフォアグラ入りハンバーグ。私の母はいつもハンバーグを真っ黒に焦がしていていつも文句を言っていたのですが、いつしかふんわりハンバーグに物足りなさを感じるように。しっかり周りを焼き付けることで美味しくなるって、自分が料理をするようになって気がつきました。大人向けのがっつり肉肉しいのがエミコのハンバーグ。母のは度を超えて苦かったですけどねwほどほどでw
ほうれん草のスープ(4月上旬)
お客様の持ち込み食材でアドリブスープ
「たくさん出来たから食べてちょうだい!」って、いただいたほうれん草を、少しのポテトをつなぎにしてスープに。
色が変わるまでクタクタに茹でるのは、イタリア時代に習った火入れの仕方。素材本来の甘みが引き立って、塩とお水だけでこんなに美味しくなるんですよ。

Spinaccioso

Salsiccia di cinghiale
猪肉のサルシッチャ(11月〜4月頃)
脂の乗った季節の猪限定商品
サルシッチャとは、イタリアのソーセージ。日本の添加物たっぷりのソーセージとは違い、材料はシンプルで肉の旨味がたっぷり。画像のサルシッチャは噛みごたえある粗挽きの猪肉をスパイスと羊腸に詰めたオリジナル。
カッペレッティー(通年)
手打ちの卵生地に詰め物をしたラビオリの一種
イタリア修行時代に住んでいた町の郷土料理。スープに浮かべたり、セージバターで和えたり、シンプルに生地の美味しさとフィリングのハーモニーを味わう「イタリアン点心」。

Capperetti

新玉ねぎのスープ(4月)
苺と猪ラルド、シチリア産オリーブオイルの香り
砂糖や水を使わず仕上げた素材の甘味たっぷりスープ。これが玉ねぎ!?と驚く美味しさ。更に、ハーブと熟成させた猪の背脂とオリーブオイルのコクと香り、苺の酸味をコラボ。見た目も味もオリジナルな可愛さでしょ?